心の底では?

やりたいけど、実行できないってのは良くあることだけど、

それって結局、やりたくなかったからだよね。

 

怒られたくないからやらないとか、馬鹿にされるからやらないって、

結局その「怒られたくない」とか「馬鹿にされたくない」っていう目的が達成されているわけで、その点ではやりたいことをやれているんだ。

 

で、そういうふうにわかりやすいものもあれば、

実はその心の中に聞こえる「〇〇やりたい」ってのが親の声であったり、

コンプレックスの声であったり、いろんなものが混ざっていて、

実は全部が全部自分の声ではないってことがありうる。

 

あなたがやりたいと思ってやっていることは、本当にあなたのやりたいことだろうか。

 

そして、またあなたは何もやりたくないって思ってるかもしれない。

それも本当だろうか?

本当はやりたいことがあったけど、子供の時にそれを、

圧倒的な権力者である親に止められたとかね。

 

いや、これは最初に書いたことと反するように思える、確かに怒られるからってやりたいことをやればいいてのは正論だ。

でも、子供の時において、親に逆らって何かをやるということは、環境によっては生きる事を捨てることと同じ意味になったりするんだ。

虐待をするような親や、反抗を受け止めきれず圧倒的な暴力で押さえつけるような親も中にはいて、それに反抗すれば、どうなるかなんて明白だろう。

 

で、その影響を受けて、大人になっても自分のやりたい事をやりたいようにできないなんてことは良くあることだろう。

 

もっというと、そんな苦しい過去を無かったことにして、ただそのやりたい事をやるときにただその恐怖だけを思い出して、やれないってこともあるかもしれないね。